2019-06-28 余裕 いい男と 18:00に待ち合わせをして お洒落なカフェに行くのだ 私は彼と同じ アイスコーヒーを頼み ミルクを入れ カランカランと音を立てて 優しくかき混ぜる 彼の話を目を見て聞いて ゆっくり頷く 私の口から話すことはない 彼のグラスから水滴が落ちると 私はそっと紙ナプキンを渡す 最後の一口を残し 店を出る 歩く彼にくっつきながら できるだけ静かに歩く 「来る?家」と言われても 「ううん、帰る」と言う 彼といる時 私はできるだけ余裕な女でありたいのだ