記憶
ふとしたことで良くて、わたしが好きな電車の車両とか、この飲み物が好きだとか、「こんなこと覚えてたんだ。」ってことを覚えてくれている人がいる。
人の記憶は勉強に似ている。何度も復習すれば覚えられるが、思い出さずにいると忘れてしまう。
昨日読んだ本にこんなことが書かれていた。人の脳は10%しか忠実に記憶できず、残りの90%はその人が何度も思い出して復習したもので形成されていると。
ほんと、つまらない会話とか、くだらない遊びとか、よく覚えている人がいる。
あの時食べたものとか、あの日着てた服とか。
私はもう忘れてしまっていた。
君は何度も私を思い出してくれている証だった。
私は芸術家でもなければ、音楽家でもなくて、死んでも何も残せないな、とよく考えているけれど。私がいなくなっても君の記憶の中くらいでは生きていたいなと思う。
2019の記憶に私はいるか、ふと気になってしまう、気にしなくていい酔っ払った夜だから書いてみる独り言を
朝になれば忘れる