偽善

 

 

誰かを傷つけたくないので

優しくされるのが苦手

わたしは優しさをばら撒くのが好き

特定の人から傷つけられたくないので

 

 

その人にがっかりしてしまったとき、

わたしが想像以上にその人に期待してしまっていたのだと気づく

 

その人はなにも悪くないのだ

わたしが勝手に期待したのが悪いのだから

 

傷つけるつもりはないけど、これ以上無理したら壊れてしまうかもしれない

 

 

会いたい恋は

10代で終わってしまったから

 

自分を保つ生き方を優先している

自分を見失う恋は10代で終わってしまったから

 

寂しさを埋めたい気持ちはある

寂しい時こそ自分を保たないので、適当な男で埋めていたい

 

自分を保てている時だけ、君に会いたい

 

だから余計なことを言ってこないで

無責任に、なんでも話してなんて言わないで

 

 

 

君には期待していないから

どうせわたしの全てをわかってくれるはずない

 

 

わたしの全てをさらけ出しても

わかってもらえず困らせるなら

わたしは言わないほうが幸せだった

 

 

好かれるのは窮屈だ

いつも君に期待されている気がする

嫌われているほうが楽だ

私が何をしようと誰も見てないから